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“予祝”開店の想い

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黒川温泉”歴史の宿 御客屋”は、23年9月1日(金)に姉妹店”予祝”をオープンいたします。

”予祝”とは、豊作やありたい未来を予め祝う事で、それを実現へ引き寄せると言われる農耕祭事のひとつです。本店舗が、善き未来を引き寄せてつなげる縁起の良い空間、誰もが交われる場となってほしいとの願いを込めて”予祝”という名をつけました。

わたしたち御客屋は、江戸中期、肥後細川藩の御用宿として創業した「半農半宿」の宿です。黒川温泉ではもっとも古い歴史を持ち、創業は享保7年(1722年)にまでさかのぼります。300年のあいだ連綿と続く歴史のなかで培われてきた私たちの根っことなるものは”風土”、”風習”、”風味”の3つです。

この地に根差して田畑を耕し、山を手入れしながら温泉宿を営む「半農半宿」というスタイルは、創業時より変わりません。自家農園では近年、農薬や化学肥料に頼らずとも良い作物を育むべく、土づくりにも力を注いでいます。現在、敷地で収穫できる野菜や米、山菜は約60種類を数え、旬なものを新鮮なままに御客屋グループのお料理としてお召し上がりいただけます。

”予祝”では自家栽培した食材のお料理はもちろんのこと、黒川・阿蘇・南小国の食、物、事そして人を通して地域の文化や風土、日本の暮らしに触れていただきたいと思います。

この地での出会いや、ご縁をいただく皆さまに、善き未来が訪れますように。

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